スポーレボウルとわたし

地政学的リスクにやきもきするのにも疲れた今日この頃です(地球儀買っちゃった)。 それはさておき、今はちょっと昔。

2000年の7月(頃)に、職場の目と鼻の先に、ボウリング場がオープンしました。 「つくば湯〜ワールド」内にできた 「スポーレボウル」です。 「歩いていけるボウリング場」…夢ですね(でも、歩いてはいかないけど:p) ここの支配人は、以前フジ取手ボウルに居られた花本正登プロで、 プロショップもやっています。 わたしはオープン直後から通い続けて、はや2年半、マイボールも5つ増え、 大会に皆勤したごほうびに1ゲームの料金が300円に割引き(下限)になりました。 これまで使ったメモ帳(100円の)は5冊、 撮影したビデオは軽く1000時間超。 このためにビデオカメラを3種類3台(バカ--;)、ハードディスクは合計400GB ばかり新調しました。 健康も増進して(それまで毎年やられてた)ひどい風邪は一度もひいていません (これぞ最大の成果)。 スコアはそれほどでもありませんが、ボウリングの腕は劇的に向上しました (ような気がする。自己評価)。 このまま上達し続けたら、20年後にはプロか?

さて、さかのぼること10年以上前に、3,4年間、わたしは職場の仲間とずっぼり ボウリングにハマッて居りました。 当時この近辺(桜村とか谷田部町とか)にボウリング場はなくて、 わざわざ筑波山のふもと(真壁町)の 「筑波スカイボウル(TSB)」まで、30分近く車を走らせて通ったものでした。 週に2度も3度も。 いや、近くという意味では、土浦や牛久にあるボウリング場のほうが近かったのですが、 まだコンピュータ化されてなかったり、システムがショボかったりで。 その点、TSBに導入されていた(オリベッティ製の) 「コンピュータ(ライズド)ボウリング」・システムは、 当時としては革新的な、タッチパネル直接操作で、マルチメディアで、 画像認識型で、上質のスコアシートに残りピンも印刷してくれるという、最先端な やつでした(感動した!)。 それに較べて、当時の他のボウリング場のやつは、ちゃちなおもちゃみたいなものでした (銀紙の感熱紙にジリジリジリ…ぺろーん、みたいな)。 現在スポーレボウルで(というか他もそうみたいですが)使われてるのは、当時の オリベッティのやつをちょっとばかり改良した版のようです。 (でもって最近TSBに行ってみたら、システムが当時のままバージョンアップされて ないみたいで、博物館化してて、感動した^^;)

システムは気に入ってたのですが、しかしなにせTSBにはプロボウラーもいないし (しかし実は、当時修行中だった現在の豊田プロは見かけましたけど)。 それで、テレビ東京の「スターボウリング」にもちょくちょく出演されてた花本プロの いるフジ取手ボウルまで、車で40分〜50分?もかけて出かけたものでした。 (大晦日から元旦にかけての「年忘れマラソンボウリング」にも2,3度参加しました) それで、プロにアドバイスを受けたり、ボールの穴を調節してもらったり したのですが、悲しいかなそもそも基本的なことがまるでわかってないし、 プロのアドバイスは難しくてよくわかんな〜いし、 かえってボールから指が抜けなくなるしで(涙)、とほほに暮れるばかり。

フジ取手ボウルの他にも、土浦の京成とか大学ボウルとか、牛久のミナミとか、 試合で下館とか神栖とか、行ったりもしました。しかし、突発的な爆発はあるものの まったく再現性が無くて、行ったり来たりの袋小路。悪い癖もついて、なんだか やるほどにだんだん下手になるような (ああ、まるで高校時代にやってた弓道のようだ)。 そうなるとさすがに、ボウリングもなんだか面白く無くなってきて。 そうこうするうちに仕事のほうも超忙しくなって、自然消滅のようにボウリングから 遠ざかって10年以上経ってしまいました ( スポーレでも、大会とか国体予選の参加者も30歳台の人は希少です。 不惑までご無事で)

そうして、やがて仕事にも体脂肪率にも多少の余裕ができた頃。気がつけばもう世は 世紀末で自分も大厄な年頃です。 定期健康診断の結果はやはり曰く「酒とタバコを控えて」 「適度なスポーツを」「要精密検診」みたいな言われよう。 確かにこのままじゃいけない気がする。 そんなある日、昔のボウリング仲間な同僚から「近くにボウリング場ができたみたい。 どうやらHプロが居るらしい」という噂を聞いたのが2000年の7月。 その昔の気持ちが、ぐぐっと甦って来たのでした。 昔から思ってたんですけど、こんなボウリング場があればいいのにと: (1)近くにある, (2)システムがまとも, (3)プロがまじめに運営してる。 まったく希望してたとおりの条件を満たすボウリング場がそこに現れたってわけです。

ただ、最初にスポーレボウルに行った時の感想は「やたらケバイ」 「ぷらすちっくな」「お子様向け」といった否定的なものでしたけど。 まあしかし、これもご時勢なんでしょうし、別に悪くも無いかなと。 それに、フェイクな板目はばっちり見易いし、レーンの面がデコボコしないので、 今では結構気に入ってます。 今でも、一般のお客さんの残していくこびりついたポップコーンを シューズの裏からペリペリはがず時とか、 コカコーラの水たまりにシューズの裏が浸っちゃった時とか、 うらめしく思う時が無いでもないですが、 全般的にここは、まじめにやってるまっとうなボウリング場なんだろうなって。 おそらく。


[2003年3月16日]